コラム
新潟で不動産を売りたい方必見!不動産売却の基礎知識
「今住んでいる家を売って、新しい家に引っ越したい」「使っていない空き家を売却したい」「東京に住んでいるけれど、新潟にある相続した土地を売りたい」このような新潟の不動産を売りたいとお考えの方はいらっしゃいますか?
この記事では、「不動産を売却したいけれど、何から始めれば良いか分からない」という方に向けて、不動産売却の基本的なやり方と、売却を成功させるための重要なポイント・注意点を解説します。不動産売却は、人生の中でも大きな決断の一つです。だからこそ、事前の知識と準備が重要です。この記事が、不動産売却の不安や疑問解消につながれば幸いです。
不動産売却の種類とそれぞれの方法
不動産売却には、主に「買取」と「仲介」の2種類があります。それぞれの方法にはメリット・デメリットがあるため、希望条件や状況によってより良い方法を選びましょう。
1.買取
買取とは、不動産会社に直接物件を買い取ってもらう方法です。
大まかな流れは、不動産会社に査定を依頼し、買取価格を提示。価格に納得したら、売買契約を締結し、物件の引き渡しを行います。
買取のメリットは、不動産会社の買取価格に納得できれば、確実に売却でき、売却までの期間も短くすむことです。デメリットは、仲介と比べて売却価格が安くなる傾向にあることです。
買取は、とにかく早く売却したい、不動産を手放したいと考えている方向けの方法です。
2.仲介
仲介とは、不動産会社を介して購入希望者を探す方法です。
不動産会社と媒介契約を締結し、不動産会社がインターネットやチラシなどで購入希望者を探します。買主が見つかったら、買主と売買契約を結び、物件の引き渡しを行います。
仲介のメリットは、買取と比べて市場価格に近い価格で売却できる可能性が高いことです。一方でデメリットは、買主が見つからない場合や、売却期間が長くなることもあるため、希望時期で売却ができるかどうかは分からない点です。
仲介は、時間がかかっても、できるだけ高く売りたい方向けの方法です。
ケース別 | 買取 | 仲介 |
---|---|---|
買主 | 不動産会社 | 一般の希望購入者(主に個人) |
販売時期 | 即時可能(7日間〜30日間程度) | 買主が見つかり次第 (買主が見つからない場合もあり) |
宣伝広告 | × 不要 | ◯ インターネット、折込チラシ等 |
諸経費 | ◯ 必要 | ◯ 必要 |
売却後の責任 (契約不適合責任※) | × 不要 | △ 必要な場合がある |
内覧の回数 | 1〜2回程度 | 購入希望者次第で、その都度 |
こんな方におすすめ | ・売却を人に知られたくない ・なるべく諸費用を抑えたい ・瑕疵担保責任を負いたくない ・一般の人に家に来てほしくない ・早く売却(現金化)したい |
・時間をかけてでも高く売りたい ・手元に残る金額を重視したい ・適正価格で売却したい ・価格を自分で決めたい |
※契約適合責任とは、引き渡し後に雨漏り、白アリ被害などの瑕疵が発見された場合に売主がその補修等の責任を負うこと。
▼買取・仲介の違いについて、詳しくはこちらのページをご覧ください
買取と仲介
上記以外にも、住宅ローンの残債がある場合の「任意売却」、「競売」などがあります。あなたの状況や希望に合わせて、最適な売却方法を選択しましょう。
不動産売却の流れ
不動産売却は、どのような流れで行うのでしょうか?ここでは、主な売却方法である「買取」と「仲介」の2種類の一般的な流れについてご紹介します。ただし、ローン残金や今後の住まいによっては、他の売却方法もあります。信頼できる不動産会社と相談し、最も希望条件が叶う方法を選択しましょう。
1.売却のご相談
まずは、売却に向けて「どのくらいの価格で」「いつまでに」売却したいのかのご希望条件や、抱えている疑問や懸念点を洗い出しましょう。また、売却時の必要書類を用意したり、住宅ローンが残っている場合は残金を確認したりしておくと良いでしょう。希望条件や事前情報を準備しておくことで、不動産会社への相談がスムーズです。
▼必要書類について、詳しくはこちらのページをご覧ください
不動産売却の必要書類は何がある?戸建て・マンション・土地別に解説
2.物件調査・査定
売却準備を終えたら、不動産会社に査定を依頼しましょう。担当者が実際に物件を確認します。建物の状況や、土地・周辺状況を調査し、査定価格を算出します。
これ以降の流れは、買取と仲介で異なります。
【買取の場合】
3.売買契約の締結
買取の場合は、不動産会社が直接、不動産を買い取ります。売却する不動産会社を決めたら重要事項の説明を受け、その不動産会社と売買契約を結びます。
不動産売却は大きな金額が動く契約です。契約に関して不明点や不安点がある場合は、些細なことでも質問をして、納得してから契約を結びましょう。
4.代金の受取り
売買代金の決済と、物件の引き渡しを行います。もし、不動産を売却した場合、原則確定申告が必要です。
【仲介の場合】
3.媒介契約の締結
仲介の場合は、不動産会社と媒介契約を締結します。
査定価格や売買契約の内容に不明点がある場合は、質問をして不安を解消しましょう。契約内容に納得し、「この会社に任せよう」と決めたら、媒介契約を結びます。
4.販売活動
媒介契約の後、不動産会社がインターネットやチラシを通じて購入希望者を募り、条件にマッチする買主を探します。購入希望者が現れたら、必要に応じて内覧等の対応を行います。
5.売買契約の締結
希望条件に合う買主が見つかったら、買主と価格や引き渡し時期等を調整します。双方が条件に合意したら、売主と買主の間で不動産売買契約を締結します。
6.代金の受取り
売買代金の決済と、物件の引き渡しを行います。もし、不動産を売却した場合、原則確定申告が必要です。
▼不動産売却にかかる費用について、詳しくはこちらのページをご覧ください
不動産売却にかかる費用はどれくらい?かかる費用の種類と目安
新潟で不動産を高く売るためのポイント
大切に住んだ家や、受け継いだ土地をできるだけ高く売るには、ポイントがあります。
まずは、その地域の不動産市場に詳しい、信頼できる不動産会社を選ぶことです。
不動産の価格は、物件の状態や立地だけで決まるわけではありません。売却するタイミングや、周辺状況の変化によっても価格は変動します。そのため、売却したい不動産がある地域に詳しく、売買実績が十分にある不動産会社を選ぶことが重要です。
それだけでなく、希望条件をしっかり聞いてくれること、メリットだけでなくデメリットも踏まえ、判断材料をしっかりと提示してくれることも、不動産会社を選ぶポイントです。
方法にもよりますが、不動産売却にはおおよそ3ヶ月〜6ヶ月ほどかかると言われています。高く、早く売却するには、取引が活発になる時期に売りに出せるように、逆算して売却活動を始めるのが良いでしょう。
こんなときはどうする?売却ケース別紹介
不動産売却は、物件の種類や売主様の状況によって、検討できる方法が異なります。相続した物件、住み替え、離婚による売却など、様々なケースが考えられます。それぞれのケースについて、下記のページでご紹介しています。
- 離婚により、不動産を売却したい
- 家の住み替え・買い替えを考えている
- 任意売却したい・競売を回避したい
- 相続した不動産を売却したい
- 空き家を売却したい
- 収益不動産を売却したい
- 個人間売買を考えてるが、トラブルが起きないか不安
- 買取を断られた、売却活動中だけどなかなか売れない(処分に困っている不動産)
- 早く不動産を売りたい(買取)
不安を減らして、不動産売却を成功させるために
不動産売却は時間と労力がかかりますし、大きなお金が動くため、「はじめての不動産売却、何から始めていいか分からず不安…」と感じる人もいると思います。しかし、適切な知識と準備があれば、納得のいく条件での売却がしやすくなるでしょう。もし不安な点や疑問点があれば、専門家への相談も検討してみてください。
この記事では、はじめて不動産売却を考えた人に向けて、不動産売却の種類や流れ、高く売るためのポイントを紹介しました。売却を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
不動産売却では大きな金額が動きます。納得のいく売却をするためには、信頼できる不動産会社と協力しながら進めることが重要です。新潟で不動産を売却するなら、新潟・長岡で12年以上、計2500件を超える豊富な売却実績がある新潟不動産売却センターまで、まずは一度ご相談ください。
当センターからのアドバイス